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ふぞろいな合格答案 執筆者のつぶやき...
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ふぞろいな合格答案official blogでは、執筆者が製作秘話を綴っていきます。本書は、中小企業診断士の2次参考書です。
by 2008fuzoroi
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2008年 06月 21日 |
ちゃーです。
今日は校正チームのつぶやきです。

唐突ですが、皆さんは本の費用対効果なんてことを
考えたことがあるでしょうか?

「効果」は本を読んで良かったと思えるかどうかで
たぶんこれが本として一番大事なことです。
単純化すれば「おもしろい(興味深い)」か、
もしくは「役に立つ」のが良い本です。

ところでもう一方の「費用」ですが、これは本の代金だけではなく
本を読むのに費やす時間、これが含まれます。
僕は、仕事上どうしても本を読まないと先に進められないことが
多々あるのですが、読みずらい本は本来の目的であるところの情報収集ではなく
読解に苦労してしまい無駄に労力を消費させられてしまう。
時間あたりの人件費を考えると、購入代金などよりもよっぽど
大きなコストになってきます。
ましてや本書のような参考書というものは「一度通読して終わり」というものではなく
何度も繰り返し読むのが通常で、そこに費やす時間コストは相当なものです。

したがって、”ふぞろい”は、すらすらとストレス無く読めるものでないといけない。
そうしないと、どんなに内容にこだわっても読者(受験生)にとっては、
結果的に費用対効果の悪い本になってしまう。
そのために校正チームとしては「文字の大きさ、誤字脱字の排除、表現の統一」等々、
体裁面も含めて、できるかぎりの配慮をしました。

本書は、
受験生により役に立つ情報を、
より読み易く・ストレス無くお伝えできるよう、
そんな思いで作りました。

そして何より「2009年度の中小企業診断士2次試験に向けて、
一人でも多くの合格者の役に立つこと」が本書の目的です。
より効率よく、合格者を送り出せたらと思います。


・・・あぁ、そうそう。
本書の巻末に読者アンケートへのご協力のお願いがあります。
アンケートの回答結果は、次回作以降の改善の参考にいたしますので
是非とも率直な感想をお聞かせください。
(「声なき声」から改善点を抽出するのは、難しいので・・・)

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# by 2008fuzoroi | 2008-06-21 21:46 | その他 |
2008年 06月 18日 |
こんばんは。第4章合格者再現答案の担当『けい』です。

僕の再現答案も「ふぞろいな合格答案」に掲載されていますが、ページの都合で書くことができなかった内容をここに書いてみます。

作業レベルの話なのですが、参考になればと思います。

①SWOT分析について
SWOT分析する場合、4色のラインマーカーを使う方が多いですが、僕は4色ボールペンを使用していました。
強み・機会のプラス要因を青でアンダーライン、弱み・脅威のマイナス要因を赤でアンダーラインと決めていました。さらに強みはアンダーラインの隅にS、機会はO、弱みはW、脅威はTとメモを入れていました。

また、ニーズ、問題点、課題、社長の夢に関する表現は特に重要と考え、緑でアンダーラインを引き、
 ニーズ = N
 問題点 = P
 課題  = C(Challengeのつもり)
 社長の夢= C
というようにアンダーラインの隅にメモを入れていました。

②分析方法
僕はSWOTより上記NPCCを重要視しています。
NPCCをツリー上に整理整頓して、ロジックツリーのようなものを作成しました。
後から知ったのですが、整理整頓の考え方はバランススコアカードの概念に似ていると思います。

こうして作成したツリーの各課題を設問と対応させて考えていました。

よって、僕は課題設定や課題解決を答えさせる第2問~第5問の解答骨子を先に組立て、第1問で問われがちなSWOT分析の結果は課題解決に使えそうなもののみを解答に用いました。

③設問解釈
僕は与件文の前にかなり時間をかけて設問文を読みます。キーワードとなる単語に鉛筆でアンダーラインを引き、切り口をメモしました。
例)影響 → プラスの影響、マイナスの影響

そして問われていることに忠実に答えるために設問文の隅に「主語+述語」を軽くメモしてから、与件文に移りました。

いずれも2次試験の本質ではない作業レベルの話ですが、80分という限られた時間の中でブレない答えを導き出すために何をすればいいか?と必死に考えた末のやり方です。

僕が受験生時代に2次試験の学習を開始したとき、作業レベルの手順すら何をやってよいかわからず悩んだ覚えがあるので、ここで皆さんにお伝えしておこうと思い書いてみることにしました。

ちょっと興味が湧いた方は本誌の『けい』の再現答案と併せてご覧ください。


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2008年 06月 17日 |
今日も、再現答案チーム 俊が担当します。

昨日、解答はもちろん、解答プロセスや解答を導いた判断基準も『ふぞろい』だと書きました。

『え~っ、じゃあ、9名全員読まないといけないんだ~』

いいえ、そんな事はありません。
再現答案の章の最初のページに9名の属性が掲載されています。年齢、性別、職種など、近い方がいれば、親近感が沸きませんか?

『全然、近い人なんかいないんだけど~』

そうですか。
では、その次のページの9名が事例を解くにあたって、かなり意識をしていた点を一覧にしていますので、解答をするにあたってのポリシーや判断基準が近い人を選んで読んでみて下さい。

『いや~、それも面倒くさい』

分かりました。
それでは、9名各々の最初のページを、みて下さい。似顔絵と、事例解答時のポリシー簡易版があります。
似顔絵は好き/嫌いだけですが、事例解答は、(1)知識重視、(2)与件文重視、(3)切り口重視の3つの項目で、どの程度重視しているかを★マークで表しています。(ちなみに自己評価で付けています。)
ぱっと見て直感で近い人を読むのも、楽しいかもしれません。

もちろん、9名全員読んで欲しいのですが、まずは自分の解答プロセスやポリシー・判断基準に近い方をピックアップして読むと参考になると思います。
逆に自分とは、違う解答プロセスやポリシー・判断基準を持つ方を読むと、新たな発見があるかもしれません。
色々な発見が可能な再現答案の章です。

次は再び再現答案チーム けいさんの登場です。


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2008年 06月 16日 |
再現答案チーム 俊です。

合格者の解答はもちろん、解答プロセス、当日の対応も全て『ふぞろい』だった。

これが、私が再現答案の章を作成していく中で感じた事です。
通った予備校次第で解答プロセスとかは似てくる部分はありますが、それでも実際に当日の対応は各々異なります。
再現答案の章では、各人の各事例の再現答案の次のページに、当日どういう手順で、どういう考えで、その解答を導いたかを出来るだけ詳しく書いています。

是非、その当日に、どういう対応をしたかを読んで下さい。
9人それぞれの”悩み”、”葛藤”が見えると思います。
決して自信を持って解答を導いたのではないことが分かって頂けるはずです。

診断士の2次試験は、設問要求が正確に捉えづらく、与件文のどこを解答の根拠として使うかなど悩みます。しかし、悩んでも、最後は解答を書かないといけない。しかも、80分という限られた時間で合格できるだけの解答をしなければならないという困った状況にあります。

最後の拠りどころは、(一昨日、けいさんも書いていましたが)自分の『判断基準』です。
再現答案の章には、この悩んだ時に、合格者が使った『判断基準』が生の声で書かれています。
参考になると思います。
そして、皆さまもご自分の『判断基準』を確立して下さい。

明日も私がアップします。


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2008年 06月 15日 |

こんにちは。はじめまして。再現答案チームの「てつ」と申します。


私たち再現答案チームは、9名の再現答案を、第2章の分析で導いた「1つの」採点基準に基づいて採点しました。

採点ミスを防ぐべく、1つの答案に対して2名が別々に採点し、結果を突き合わせて確認するという手法をとりました。

ところが、結果は、、、予想以上に点数に差がついてしまいました。
採点基準は1つなのに。。。

事態の収拾のために緊急集合しましたが、皆が納得いく結論を出すのは容易ではありませんでした。「他人の文章を理解し、あまねく公平に評価する」ということが、いかに難しいかを再認識させられました。。。



本試験は、1点を争う過酷な試験だと思います。にもかかわらず、採点基準は良くわからないですし、全ての答案が真に公平に評価されてるなんてありえない、とも個人的には思っています。
(・・・採点者の方、ごめんなさい;)


もちろん、だからと言って、勉強しても意味がないとは思いません。ただ、

『合否の結果』には、運・不運が少なからず作用している、ということを忘れてはいけない、と思うのです。



だから、幸運にも合格したひとは決しておごらず、謙虚な気持ちで研鑽していくべきだし、不運にも不合格になったひとは、決して自分を責めることなく再び立ち上がって前を向けばよい、と心から思うのです。それぞれの未来を勝ち取るために。


・・・あっ、2次試験に4回落ちた自分を正当化している訳では決してありませんので、はい。
自分への戒めと、苦しみもがきながらも戦っている「多年度受験生」への私なりのエールなつぶやきです、はい。



次回も、再現答案チームからのつぶやきです。


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