ふぞろいな合格答案 執筆者のつぶやき...
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ふぞろいな合格答案official blogでは、執筆者が製作秘話を綴っていきます。本書は、中小企業診断士の2次参考書です。
by 2008fuzoroi
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2009年 05月 04日 |
こんにちは。ロンドン3です。

本日、ふぞろいの合格答案に、再現答案を送付いただいた方の中で、
残念ながら、平成21年も受験されると予想される方に、昨日
フィードバックを返信させて頂きました。

今年のふぞろいの合格答案は6月中に出版予定ですが、
その出版に先立って、本書内の採点基準などを使ってた採点結果と、
再現答案に対するコメントを送付させて頂いております。

(一部、メールアドレスが届かない方には送付できていませんので、
 心当たりの方は、 fuzoroi2009-saigen@yahoogroups.jp までご連絡ください)

本書は、
頂戴した90枚からなる再現答案を分解し、組み立て、
合格者やA答案に多く使われているキーワードをピックアップして、
ランキング化しています。

そして、そのキーワードに対して加点する方式をとっています。

決して、キーワードを盛り込めば合格するということを伝えたいのではなく、あくまで、他の方と比べての統計情報としてとらえて頂けると幸いです。

キーワードなんか盛り込まなくても、ロジックの通った読みやすい答案で、
協会のA判定をとられている方もたくさんおられます。
そういう方は、このキーワード式での採点方法では、A(6割以上)判定なのに、
低点数がついている可能性もあります。
そういった方は、もちろんこのままでも十分合格の可能性がある一方、
もし、ロジックがずれてしまった場合にリスクの高い答案になっている可能性もあります。
また、逆に協会のC判定でも60点以上になっている方もおられます。
この場合は、キーワードの盛り込みすぎで、因果関係が欠けたり、読みにくい解答に
なっている可能性もあります。

再掲になりますが、あくまで、合格やA答案と比べた結果の統計情報として、
客観的に、ご自身の答案を見直す機会に結び付けて頂けるとありがたいです。


このフィードバックが、少しでも皆様の平成21年の合格に役立つことを
願いながら送付させて頂きました。


 ↓↓↓↓↓↓↓↓
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2009年 03月 16日 |
こんにちは、分析チームのイトケンです。

本日、実務補習3社目が終了しました。みなさん大変お疲れ様でした。

さて、本の方ですが、今年の分析チームは、”ビジュアル”にこだわりました。

昨年までの分析方針を継承しつつ、ランキング表示にグラフを活用したり、

文字も大きく見やすく配置したりと工夫をこらしています。

パッと見て、合格者の解答で多かった内容(キーワード)はどのようなもので、

実際の再現答案(全文)は、どうだったのかがわかりやすくなるよう

みんなで知恵を出し合いました。

現在、最終校正に入っており、よりよいものを目指して、みんなでがんばってます。

ご期待ください。

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2009年 01月 05日 |

現在皆様から、再現答案を募集させてもらってます。
続々と集まってきており、感謝感謝です。

さらに分析の精度をあげるためにも、
まだ送付いただいていない方々のご協力のほどよろしくお願いいたします。

 ↓↓↓詳しくはこちら↓↓↓
再現答案募集要項

-----------------

分析の中身についてはまだお伝えできませんが、
本当に個性ある答案が集まってます。

設問毎に皆さんの再現答案を縦に並べて見ているのですが、
「この解答、かっこいいなあ。よく考えられている」と感じても、
 事例全体の評価を見てみると、BやCであったりします。
 計算が全部間違ってても、A評価の財務事例もあったりします。

書式ひとつとってもそうです。
 ・きっちりワードなどの枠内に収めている方、
 ・テキストで羅列の方、
 ・きっちり20文字で改行されている方
 ・手書きの方
    ・・・

再現状況についても、
 ・ほぼ100%です!と言う方、
 ・概要しか覚えていませんという方 
 ・設問ひとつ、丸々覚えてませんという方
・・・

また、皆さん送付いただくときに、
「こんな答案で役に立つかわかりませんが・・」という枕詞をつけて、
メールを頂くことが多いですが、
どんな答案でも、2009年版のふぞろいを制作する上で役立ちます!


再現答案の量が増えると、
 分析する負荷は高くなりますが(^^;
 分析の精度はどんどんあがってきます。

引き続き皆様のご協力の程よろしくお願いいたします。


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2008年 07月 19日 |
みなさん こんばんは。分析チームの円谷です。

今回は、中小企業診断士2次試験の解答案の論理一貫性について、触れさせていただきます。

「中小企業診断士2次試験 ふろぞいな合格答案」の答案分析の事例Ⅲ特別企画の中でも、解答案の論理一貫性について検証を行っていますが、よく受験生同士で「解答案には一貫性が必要かどうか」ということについて、議論があると思います。

先日、ある受験指導機関の中小企業診断士2次試験教材の作問をする機会がありました。かなり時間と労力を費やしましたが、とてもいい勉強になりました。

作問を経験したものからすると(あくまでも私個人的な意見ですが)、「論理一貫性は必要だ」と思います。

それは、作問のプロセスを見ていただくとご理解いただけると思います。以下に、私の事例の作問プロセスをご紹介します。

<作問プロセス>
①事例のモデル企業を探す
過去問、世間の話題などを参考に業種を選び、参考になる企業を探します。

②事例のテーマを決める
モデル企業で発生していそうな問題を考え、その問題点の改善案を考えます。この大まかな改善の流れが、事例のテーマになります。

③事例の骨子を作る
テーマに沿って、SWOTや戦略を決め、大まかな設問と解答案を作ります。
この段階では図形イメージです。

④具体的な設問文を作る
設問文を具体化し、解答案の流れを固めます。

⑤与件文を作成する
事例の骨子や設問文を参考にしながら、与件文を作成します。

⑥設問文と解答案、採点基準を作成する
与件文に沿って、設問文の最終調整や配点や字数の決定を行い、与件のキーワードを盛り込んで具体的な解答案を作成します。

⑦解説を作成する。
一次のテキストなどを参考に解説書を作ります。

⑧全体調整をする
ほかの講師の方にご意見をいただきながら、問題、解答、解説書の全体調整を行います。

⑨完成



この中で重要なのは、「②事例のテーマを決める」になります。次のプロセスである、「③事例の骨子を作る」は事例のテーマを具体的に落とし込んでいく作業になります。

つまりテーマを決めないことには、与件をどのような展開にするか、何を設問とするか、何を答えて欲しいのか(コンサルして欲しいのか)が決まりません。作業としては、この作業が一番時間がかかる作業になります。

テーマに沿って設問と与件を作成しているので当然、解答案はテーマに沿った論理一貫性がとれたものになるのです。

そして、作問者としては、悩み考えて作ったテーマをちゃんと捉えて欲しいです。

もちろん、捉えどころがなく、テーマが掴みづらい事例(あえてする場合も)もありますので、大崩をしないために、一貫性を気にせずに、設問ごとに対応をするというテクニックも必要だと思います。

ケースバイケースだとは思います。

ただ、もし事例のテーマを掴むことができたならば、そのテーマにそった一貫性のある解答案のほうが、漏れなく、ダブりなく、ブレなく、そして得点を得られる解答案になるのではないかと思います。

本試験までは、あと約3ヶ月ですが、受験生のみなさまのご参考になればと思います。




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2008年 07月 14日 |
ご無沙汰しています、分析チームの takeshiです。

1次試験まであとわずかとなり、1次試験を受験される皆様は最後の追い込みに入っておられることでしょう。暑くなってきましたので体調に気をつけて頑張ってください。

さて今回は、「合格できる答案」はどうすれば書けるのか?、というテーマに挑戦してみたいと思います。このテーマは自分が受験生の頃から漠然と考えていましたが、再現答案の分析をするなかで徐々にまとまってきたように思います。至らない点もあると思いますがお付き合いください。


【真の正解はわからない】

合格するには合格基準を満たす必要がありますが、診断協会の 平成19年度中小企業診断士第2次試験案内によると合格基準は以下のとおりです。

『第2次試験の合格基準は、筆記試験における総点数の60%以上であって、かつ1科目でも満点の40%未満がなく、口述試験における評定が60%以上であることを基準とします。』

つまり、筆記試験では総得点で60%取り、かつ、全科目で40%の足きりに引っかからなければ良いわけですが、そもそも100点の解答がどのようなものかがわかりませんので何が60点なのかも不明です。「出題者の考える正解」は受験生にとっても、合格者にとっても闇の中なのです。

このように、「出題者が考える正解」がどういったものなのかがわからない状態で、受験生は合格を目指して答案を書かなくてはならないわけです。試験ですから仕方ないとはいえ、受験生にとってはなんとも辛い話です。


【正解に近づく道はいくつもある】

とはいえ、何か目標を設定しなければ合格目指して勉強することは出来ませんから、受験生は予備校や市販参考書のメソッドを信じて勉強を進めていくことになります。これらのメソッドは優秀な先生方が長年の経験を活かして作り上げたものですから「出題者の考える正解」にかなり近い解答が作成できると思われますが、ご存知のようにメソッドの内容は様々であり、しかも作成した解答が本当に「出題者の考える正解」と一致しているかはわかりません。

たとえば「ふぞろいな合格答案」では、合格者やA判定の再現答案が60点以上になるような採点基準によるキーワード採点を採用していますが、それが本当に正しいかどうかについては疑問も残ります。設問間の一貫性は採点に影響を与える可能性が高いですし、ととさんが指摘されている答案の読みやすさも採点に影響を与えているかもしれません。


【答案内容に違いがでるのは当たり前】

となれば、どのようなメソッドを使っているかによって答案の内容やポリシーに差が出てくるのは当然と言えるでしょう。ですが、このことをしっかり意識している受験生の方は意外と少ないように思います。

私事で恐縮ですが、私は長い間このことに気がつきませんでした。1次試験はマークシートという性質上予備校の解答に違いはほとんどありません。このような正解がすぐに確認できる試験に慣れきっていた当時の私は無意識のうちに唯一の正解を求めて学習を進め、予備校の模範解答例のばらつきを前に「何が正解なのか?」と悩んでしまったことを覚えています。実はどれも正解じゃないかもしれませんし、正解であることを証明することは不可能なのですが。


【正解に近づくには信頼できる情報が必要】

前置きが長くなりました、本題に入ります。

合格できる答案を確実に書くためには「出題者の考える正解」や採点基準を知ったうえで答案の書き方を勉強していく必要があります。しかし、「出題者の考える正解」も採点基準もわかりません。となれば、これらを出来るだけ正確に推定するために情報を増やすしか正解に近づく方法はなさそうです。具体的には、診断協会の公表する「出題の趣旨」は最初にチェックしたい情報源ですし、過去の受験生の再現答案を分析して合格者と不合格者の差が抽出できれば、「出題の趣旨」よりは確実性は劣りますが貴重な情報源となります。

一方で、フレームワークや切り口、これまでに学んだ診断士としての知識、ロジカルシンキングや国語力などのスキル、などは過去問を分析して「出題者の考える正解」を推定する際の強力な武器になりますし、本試験で短時間で的確な答案を書くためにも必要となります。

いずれにしても、「出題者の考える正解」に近づくには信頼できる情報をどれだけたくさん入手できるかが重要となります。ただし、情報はあくまで情報に過ぎないということには注意が必要です。


【大切なのは素直かつ柔軟であること】

しかしもっと大切なことは、どれだけ情報を集めて分析を行っても「出題者の考える正解」はわからないのだということを素直に受け入れることではないかと思います。正解はわからないと思えば予備校の模範解答や「ふぞろいな採点基準」に納得できない場合であっても一つの見方であると受け入れやすくなりますし、むしろ自分の考えに偏った部分がないかを検証するための材料として活用できるように思います。実際、私はそういう風に思えるようになってから思い込みや変なこだわりが消え、与件文や設問文を冷静に読むことが出来るようになったと思います。

試験である以上、「出題者の考える正解」は間違いなく存在します。しかし、その正解をピンポイントで狙うのは非現実的ですし時間が足りません。そうではなく、思い込みや変なこだわりを抑えて与件文や設問文を素直に読み、「出題者の考える正解」の周辺を限られた時間の中で確実に狙えるようにすることが合格への近道であり、そうやって書かれた答案が「合格できる答案」なのではないかと思います。

予備校の模範解答や「ふぞろいな合格答案」の解答例などは一見ばらばらに見えても「出題者の考える正解」の周辺に位置しているはずですから、これらの解答例の共通点を見つけることは「出題者の考える正解」の方向を知ることになり、解答例の違いを見つけることは「合格できる答案」であるために許容できるばらつきの度合い、つまりは合格のためのボーダーラインを知ることになるでしょう。様々な解答例を柔軟に吸収することが大切です。


【合格したいからこそ肩の力を抜いて】
最後に、合格したいと強く願えばこそ、答案を書く際はすこし肩の力を抜いてみる必要があると私はおもいます。矛盾するようですが、力が入りすぎた答案は自分の思い込みや変なこだわりが含まれやすくなります。合格したいからこそ、力みすぎずに肩の力を抜いた答案を書くことが大切だと思います。肩の力がほどよく抜けた答案を書くための参考に「ふぞろいな合格答案」で分析した採点基準や合格者の再現答案を活用いただければ幸いです。



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