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中小企業診断士2次試験 解答案の論理一貫性
2008年 07月 19日 |
みなさん こんばんは。分析チームの円谷です。

今回は、中小企業診断士2次試験の解答案の論理一貫性について、触れさせていただきます。

「中小企業診断士2次試験 ふろぞいな合格答案」の答案分析の事例Ⅲ特別企画の中でも、解答案の論理一貫性について検証を行っていますが、よく受験生同士で「解答案には一貫性が必要かどうか」ということについて、議論があると思います。

先日、ある受験指導機関の中小企業診断士2次試験教材の作問をする機会がありました。かなり時間と労力を費やしましたが、とてもいい勉強になりました。

作問を経験したものからすると(あくまでも私個人的な意見ですが)、「論理一貫性は必要だ」と思います。

それは、作問のプロセスを見ていただくとご理解いただけると思います。以下に、私の事例の作問プロセスをご紹介します。

<作問プロセス>
①事例のモデル企業を探す
過去問、世間の話題などを参考に業種を選び、参考になる企業を探します。

②事例のテーマを決める
モデル企業で発生していそうな問題を考え、その問題点の改善案を考えます。この大まかな改善の流れが、事例のテーマになります。

③事例の骨子を作る
テーマに沿って、SWOTや戦略を決め、大まかな設問と解答案を作ります。
この段階では図形イメージです。

④具体的な設問文を作る
設問文を具体化し、解答案の流れを固めます。

⑤与件文を作成する
事例の骨子や設問文を参考にしながら、与件文を作成します。

⑥設問文と解答案、採点基準を作成する
与件文に沿って、設問文の最終調整や配点や字数の決定を行い、与件のキーワードを盛り込んで具体的な解答案を作成します。

⑦解説を作成する。
一次のテキストなどを参考に解説書を作ります。

⑧全体調整をする
ほかの講師の方にご意見をいただきながら、問題、解答、解説書の全体調整を行います。

⑨完成



この中で重要なのは、「②事例のテーマを決める」になります。次のプロセスである、「③事例の骨子を作る」は事例のテーマを具体的に落とし込んでいく作業になります。

つまりテーマを決めないことには、与件をどのような展開にするか、何を設問とするか、何を答えて欲しいのか(コンサルして欲しいのか)が決まりません。作業としては、この作業が一番時間がかかる作業になります。

テーマに沿って設問と与件を作成しているので当然、解答案はテーマに沿った論理一貫性がとれたものになるのです。

そして、作問者としては、悩み考えて作ったテーマをちゃんと捉えて欲しいです。

もちろん、捉えどころがなく、テーマが掴みづらい事例(あえてする場合も)もありますので、大崩をしないために、一貫性を気にせずに、設問ごとに対応をするというテクニックも必要だと思います。

ケースバイケースだとは思います。

ただ、もし事例のテーマを掴むことができたならば、そのテーマにそった一貫性のある解答案のほうが、漏れなく、ダブりなく、ブレなく、そして得点を得られる解答案になるのではないかと思います。

本試験までは、あと約3ヶ月ですが、受験生のみなさまのご参考になればと思います。




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by 2008fuzoroi | 2008-07-19 21:40 | 答案分析 |
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