ふぞろいな合格答案 執筆者のつぶやき...
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真実の瞬間
2010年 01月 22日 |
みなさん、こんにちは。ホリケンと申します。
私は診断士試験の合格者の方に、毎月取材をさせていただいております。
今日は、その取材の中から感じたことを書きたいと思います。

2次筆記試験の当日に「ファイナルペーパー」を持参される方は多いと思いますが、皆さんはどういう内容を書かれる予定でしょうか?

取材で合格者の方にお聞きして圧倒的に多かった内容は、試験当日における「心構え」や、守るべき「思考プロセス」などでした。
知識を書いている人は、ほとんどいませんでした。
そして、その中身もいたってシンプル。
「30分間は与件文をよく読む」、「丁寧に字を書く」、「決め打ちせず、複数の候補を考える」などです。

そんな基本的なことも含めて、どうして心構えをファイナルペーパーに書くのか。
突っ込んでお話をお聞きしていると、普段から「真実の瞬間を意識している」ことが根底にあると感じました。

例えば、サービス業での「真実の瞬間」とは、従業員がお客様と接している時間のことです。
ある航空会社では1回平均で15秒といわれており、その瞬間の対応や印象で企業の評価が下されます。

診断士2次筆記試験に当てはめると、4事例320分間が真実の瞬間に当たります。
1,000時間勉強した場合は、そのうちの0.5%の時間でやったことだけで評価が下されます。
どんなに実力があっても、全活動の中のわずかな時間の結果だけでしか判断されないのは、たいへん厳しい現実だと思います。
これは、診断士としての活動にも共通しているように感じます。
一般的な知識や経験の多寡ではなく、個別にクライアントと接している瞬間に私たちの評価は下されます。

では、その「真実の瞬間」をどうとらえればよいか。
取材をさせていただいた方々にお聞きすると、「自分が自分ではなくなる」瞬間でもあるということです。

何を問うているのかわからない問題を、わずか320分間に半ばパニック状態の中で受ける。
そんな精神状態の中で、内段取りでどうすべきかを考えても正しい対応はできないし、時間も足りない。
だから、想定される当日の自分の姿とその対応策を、冷静な時に外段取りで考えておく。
それを記したものが「ファイナルペーパー」の役割だということでした。
性格も十人十色なので、人が作ったファイナルペーパーは使えないということも、皆さんが共通して言われていたことです。

ファイナルペーパーに書いていくべき「気付き」は、試験直前期にまとめてやってくるのではなく、日々の勉強、答錬や模試などで少しずつ得られるものだと思います。
ということは、まだ試験までに時間があるこの時期から、ファイナルペーパーに落とし込むことがないかを、常に意識しておいた方がよいのかもしれないと思いました。

このことは試験に限らず普段の仕事や生活にも当てはまるので、「真実の瞬間」を意識して日々の活動をしていきたいなと感じているこの頃です。

参考文献:「真実の瞬間」(ヤン・カールソン著:ダイヤモンド社)
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